Rancilio Specialty RS1は、Specialty Coffee Association(スペシャルティコーヒー協会)の試験に合格し、SCA認定エスプレッソマシンとなりました。RancilioグループのCEOであるRuggero Ferrariは、「Rancillio Specialty RS1が、SCA認証を受けた数少ないエスプレッソマシンの1つとなったことを誇りに思います」と述べました。
定量的な温度試験が、同時に動作する複数の機器グループに対して行われました。異なる温度(90.5℃および96℃)での一連の抽出作業において、RS1は高い熱安定性を達成し、平均の振れ幅は±0.6℃と、試験に合格するために必要となるSCA値1.1℃を大きく下回りました。
温度制御応答時間試験では、RS1は求められた時間(10分)内で抽出温度の安定化を達成し、熱力学的な観点から高い応答性を示しました。
定量圧力試験の結果、RS1エスプレッソマシンは圧力変動が少なく(Δ ≤ 0.4 bar)、高い安定性で動作しました。これには、複数の機器グループからの同時抽出も含まれていました。
抽出試験には、2種類のバスケットが使用されました。抽出率は20%近くと、結果は求められる基準を満たしました。
SCAが実施した試験および測定は、2021年10月29日、業務用機器の準拠性テストの指定場所であるRho Fiera Milanoにて、SCA担当者によって実施されました。