2023年、ランチリオ・グループはRe-Cig®社と提携し、社内の休憩スペースに吸殻を処理するための容器を設置しました。これが、喫煙が健康と環境に与えるダメージについて従業員の意識を高めることを目的とし、吸殻の適切な処理に焦点を当てた「スモーカーズ・ポイント」プロジェクトの始まりです。
「『スモーカーズ・ポイント』プロジェクトは、環境管理の面だけでなく、喫煙に関連するリスクや、責任ある吸殻処理の必要性に対する従業員の意識を高めるという点でも、当社に大きな影響をもたらしました」と、ランチリオ・グループのグローバル・オペレーション・ディレクター、アントニオ・サラミーナは述べています。
プロジェクトの実施初年度は、年次レポート2023で報告されているように、以下のような大きな成果を上げています。
- – 16kgの吸殻の回収
- – 53,328本相当のタバコ
- – 8,00kgのRe-CA®製品
- – 24kg相当のCO2排出の回避
「初年度に達成された結果は励みになり、Re-Cig®とのパートナーシップの成功を証明するものです。」とサラミーナ氏は付け加えます。「私たちは、全従業員にとってより健康的で持続可能な職場環境を確保するために、このようなイニシアチブを推進・支援していきます。」
Re-Cig®は革新的なプロセスで多用途のプラスチック吸殻をリサイクルしており、環境への脅威と闘う上で極めて重要です。主に酢酸セルロースで構成される吸殻は分解に何年もかかり、有毒なマイクロプラスチックを放出してしまいます。「スモーカーズ・ポイント」で回収された吸殻は、Re-Cig®の工場に運ばれ、分離、洗浄された後、メガネフレームやボタンなどの一般的なアイテムの製造に使用される酢酸セルロースに加工されます。
Re-Cig®に関する詳細情報はこちらから:
https://www.re-cig.it/